最近の院内における感染の状況について報告させていただきます。
令和4年7月29日に新規入院された患者様2名が陽性と判定されました。その後1名は行政検査によるPCRにて陰性と判定され、病棟の制限は解除しております。一方でもう一名の方は29日夜に指定医療機関に転院となっておりますが、入院時に職員との濃厚接触ではないものの接触があったため、念のため8月1日に該当する職員をPCR検査することとしております。
また令和4年7月31日には認知症病棟にて発熱した患者様が抗原検査にて陽性と判定され、感染していることが確認されました。直ちに対策を行い、病棟内をゾーニングするとともに濃厚接触と考えられた17名の患者様にPCR検査を施行しました。結果は全員陰性でしたが、さらに8月1日には該当する病棟の職員に対して行政によるPCR検査を施行することとしております。
いずれの感染ケースにつきましても、PCR検査結果は分かり次第ご報告いたします。また感染の状況によりましては、マンパワーの問題がありますので入退院や外来の制限を行う可能性があります。コロナ禍の中でも病院機能の維持に今後も努めていく所存ですが、患者様の安全を第一に考え対応してまいりたいと考えております。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
　

令和4年8月1日
医療法人　山田会　八代更生病院　院長　阿部　恭久