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精神科専門療法

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社会復帰や自立・社会参加へつながる方々を専門療法で支援します。社会復帰や自立・社会参加へつながる方々を専門療法で支援します。

修正型電気けいれん療法

米国ソマティク社製のパルス波治療器サイマトロン(Thymatron®)を導入し、全身麻酔下にて施行しております。主に希死念慮の強いうつ状態の方が対象となりますが、統合失調症の興奮状態などにも施行し一定の効果が得られています。近年では高齢者の認知症に伴ううつ状態への施行も積極的に行っており、食事摂取の困難だった高齢者の方が修正型電気けいれん療法施行後に食欲を回復され退院されていくケースが増えております。手術の施行にあたっては、経験豊富な常勤の麻酔科医による呼吸管理、循環管理を行いながら、麻酔薬及び筋弛緩薬を投与しており、安全管理には徹底した配慮を行っております。以前の電気けいれん療法は筋弛緩薬の使用を行わなかったため、高齢者では骨折などの問題があり施行できませんでしたが、修正型電気けいれん療法では筋弛緩薬の投与をあわせて行うため、骨折の危険性も低く、高齢者の方にも施行できております。

治療抵抗性統合失調症の方へのクロザピン

重篤な副作用である無顆粒球症の監視のため投与職には毎週血液検査を施行し、クロザリル患者モニタリングサービス(CPMS)に報告を行いながら投与しております。当院ではCPMS登録医、クロザリル管理薬剤師、CPMSコーディネート業務担当者が複数在籍しております。クリニカルパスを利用した副作用の監視や病状の評価を行いながら、安全な運用に努めており、平成27年3月末現在無顆粒球症の発症はみられておりません。

注意欠陥多動性障害へのメチルフェニデート

登録は必要なメチルフェニデート徐放剤についても登録医が在籍しております。

デイケア

デイケアとは在宅療養をしているが、すぐに仕事に就けなかったり、日常の生活リズムが整わない等の課題を抱えている方の為にあります。可能性を広げ社会復帰と社会参加を目指し、生活全体の質を高められるようにスタッフやメンバー同士で支援していくものです。

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リワークプログラム

リワークとは、気分障害などの疾患で休職をしている方たちを対象に職場復帰に向けたリハビリテーションを行うものです。少しでも早い段階から通勤訓練を行うことで規則正しい生活リズムを作り、短時間でも仲間と共に集団の中で基礎体力を高めたり、グループワークを行うことで、無理なく復職訓練が出来ます。

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OT 精神科作業療法

当院の作業療法科では、病状の安定や回復を目指すプログラムの実施を行っています。

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訪問看護

 外来通院の方で、訪問が必要な方には、自宅を訪問し具体的な変化や生活状態のチェック・服薬・栄養指導などを行っております。
 訪問後・主治医や関係スタッフと情報を共有し、再入院防止にも役立てています。
また、看護師やケースワーカーなど複数で訪問することにより、専門的な支援ができるようにしています。